読書の秋….吉本ばなな「哀しい予感」を読みながら…

食欲の秋、スポーツの秋…そして、「読書の秋」ですね。

読書の秋とは、古代中国の偉い方が詠んだ
「灯火親しむべし」
(秋の夜長は灯りをつけての読書に適してる…)が、由来だそうです。

…自分自身、本をじっくり読むようになったのは、21歳以降。
高校卒業し、生まれた町を離れ、一人暮らしをする中、仕事と同じ位遊ぶこと
も好きになり(反省…)「お酒の量」が、滅茶苦茶増えました。

最高、ジャックダニエルを1本半一人であけ、
普段でも、生のジョッキを10杯近く、「生、もう一丁!!」(大反省…)
タバコは、セブンスターかマイルドセブンを、1日2箱….(アホかぁ!!)

特に仙台時代は、板前しながら、調理師学校にも通っていたので、1日5食ほど食べ、
折角芸能事務所に入るも、高校卒業時67キロ(身長173センチ)が、
「82キロ….オーバー…」

20歳で上京するも…それじゃ何も上手くいかず(当たり前だぁ!!)
「減量決意!!」

とにかく、「禁酒」し、走って走って走りまくり、8ヶ月で「82→66キロ」
21歳になると、「タバコもやめ」より本格的トレーニングと
肉体労働も始め、58キロ!!
それ以降、筋トレを開始、常時61~63キロを保ってました。
21歳岸

が、、、遊びをやめると、何かが足りない。
その日は、折角の日曜なのに、彼女もいなく、連雀通り(小金井市)をトボトボ歩き、
何故か、「本屋」に入っていたのです。

普段は、週刊誌コーナーしか行かないのに、本屋をグルグルと見渡すと、
色々なコーナーがあり、手書きのポップが飾られ、作家のサインも飾ってあったり
なかなか愉しそう….

その中、本屋素人の僕の足を止めたのは、この本!!
哀しい予感
吉本ばなな「哀しい予感」

….このジャケットが、気になって気になって!!

….主人公は、19歳の弥生。
何故か、幼い頃から不思議な能力を持つ。
弥生は、そんな自分に疲れるたび、おばの家に泊まりに行く。

おばは、音楽教師のゆきの。古い一軒やにひっそり住む。
弥生は何故か、ゆきのをいつも懐かしく感じ、ゆきのと同じ空間で
過ごす中、「ほっ」とし、心が晴れると、家に帰る。
この物語は、そんな二人の、初夏のストーリー。

….当時、自分が住んでた風呂なしの木造アパート。
登るたび軋む怪しげな階段。
薄っぺらな壁の向こうのテレビ音。
部屋の向こう側の電線にはカラス達が陣取る。
そんな空間の中、ぼろぼろの畳の上に座布団と置き、
僕は、この本の「魔力」へと導かれ….そして、染められたんだ。

…僕は、19歳の弥生を、桜井幸子、この姉ゆきのは山咲千里に宛がい
読みました。
桜井幸子若いころ
これ以降、2年間は、吉本作品にはまったなぁ。
「NP」「うたかた/サンクチュアリ」は、「悲しい予感」の次に、心をとらえられた。
他にも、「キッチン」「白河夜船」もよかった。

この時代の吉本作品には、物事のひとつひとつに
「愛情」や「優しさ」を強烈に感じた!!

…映像はモノクロ。 そして、不思議なくらいがする。
….歩いた一歩一歩、階段を登る時、風と戯れる扉…
これらの「軋み」が、もう、どうしようもない程、切なく、
そして純粋すぎる程純血な「愛」が、まるで「パンク」のように泣き響く。

「真実」は儚さと背中合わせ。
でも、解る物同士とは、血の繋がりよりも強固で、感じあえた感触こそが、
また「真実」なんだと、行間が教えてくれた。

吉本ばななは、これらの作品をウエイトレスをしながら、書き綴っていた。
そう、常に、人間観察をしつつ….。

因みに、吉本ばななの父であり思想家(共産主義)であり経済学者の吉本隆明氏は、
戦時中、我が米沢市の山形大学工学部で学生生活を送る。

…人間の好き嫌い、ひかれる何かには、多少、小さな繋がり的なものが
あるのかな?
さて、「読書の秋」皆さんは、どんな本を読まれますか?


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