プロレスラーの出身競技

僕の子供の頃の夢は「アントニオ猪木」

アントニオ猪木

世界一強い、A猪木さんは「プロレスラー」
本日は、プロレスのある一部を、調査し、綴りゆきます。

■プロレスの由来….
プロレスの起源は、パンクラチオンという、
世界最古のスポーツ(打撃なしの、何でもあり)

その流れを汲み、19世紀はじめ、イギリス・ランカシャー地方で、
レスリング(アマレス)のフリースタイルと、グレコローマンスタイルに、
関節技と締め技を含めた、「キャッチ」(キャッチ アズ キャッチ キャン
が生まれる。

そのキャッチがアメリカに渡り、プロレスの名のもと、独自の興行をうつ方が増え、
興行としての「ゲーム制」「娯楽性」も求められ、成功。
メキシコやカナダ….そして、日本へも伝わる。

リンカーン
(初代アメリカ大統領 リンカーンも、元プロレスラー)

■日本でのプロレス….

日本での、初めてのプロレス興行は、1887年(明治20)銀座で行われた。
そして、本格的に、日本でプロレスを広めたのは、
力道山

力道山
(力道山)

戦後、1953年、日本プロレス旗揚げ。
「空手チョップ」を武器に、外人レスラーをなぎ倒し、
街頭テレビの前の人々を興奮させた。

美空ひばり、石原裕次郎、巨人と共に、
「戦後日本のシンボル」

力道山死後、弟子であるG馬場、A猪木が活躍し、それぞれの弟子達が
受け継ぎ、独立など繰り返しながら、現在に至る。

が、疑問がある!

「プロレス」という、プロスポーツは存在するのに、
アマチュアのプロレスはなく、部活でも存在しないではないか!!

では、それぞれのプロレスラーの「ルーツ」となっている、
「出身競技」は何なのか?
調査しました。

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■主なプロレスラーの出身競技

□大相撲
力道山
(元関脇。好成績を出すも、国籍問題等で昇進せず、
自ら髷をおとし、廃業。材木屋、土建業、ブローカー業を
行うも、肉体と魂の躍動が止まらず….)

豊登
(元幕内。 実家は電信柱を製造。中学時代、一人で
電信柱を担ぐ。 ギャンブラーとしても、名を馳せる。)

東富士(元横綱)、輪島(元横綱)、北尾光司(元横綱)、
曙(元横綱)、安田忠夫(元小結。ギャンブラー)
天龍源一郎(元前頭筆頭)、石川隆士(元前頭4枚目)

ジョンテンタ
(元幕下。相撲界で唯一無敗のまま廃業。アマレスカナダJr王者)
田村潔司(高校国体)

□アマレス
マサ齋藤(五輪代表。全日本王者)
サンダー杉山(五輪代表。全日本王者)
ジャンボ鶴田
(五輪7位。全日本王者。アマレスの経験2年で、五輪代表に)

長州力(五輪韓国代表。全日本王者。韓国王者)
谷津嘉章(五輪2度代表。アジア王者。全日本5連覇)
馳浩(五輪代表。全日本王者。現在、国会議員)

本田多聞
(五輪3度代表、5位。全日本王者。サッカーの本田の叔父にあたる)
中西学(五輪代表。全日本王者)

藤田和之(全日本2度王者。世界Jr6位。学生4年連続王者)
永田裕二(全日本王者)、石澤常光(全日本王者、学生3連覇)
杉浦貴(全日本王者)、諏訪魔(全日本王者)

秋山準(全日本2位)、ドン荒川(全日本3位)、中邑真輔(全日本4位)、
高橋義生(学生王者)、矢野通(学生王者)、裕次郎(学生王者)、
桜庭和志(中央大主将)

三沢光晴(高校国体V)、川田利明(高校国体V)
鈴木みのる(高校国体2位)
ライガー(高校国体ベスト8)、丸藤(高校国体ベスト8)

□柔道
木村政彦(全日本10連覇)
坂口征二(全日本王者。世界選手権3位)
小川直也
(五輪2度代表、銀メダル。世界選手権3連覇。全日本7度王者。
高校から柔道を始め、19歳で世界王者に)

武藤敬司(全日本新人3位。高校国体V)、菊田早苗(高校国体V)、
高坂剛(社会人柔道、東レ)、小原道由(国士舘大主将)
橋本真也、佐々木健介、小橋健太

□空手
前田日明(町のケンカ)

□ボクシング
星野勘太郎(町のケンカ)

□柔術
タカクノウ

□総合格闘技
中邑真輔、村上一成、佐藤耕平

□ボディビル
ストロング小林(ミスター東京)、アニマル浜口(ミスター兵庫)

□陸上
アントニオ猪木
(砲丸投げ、円盤投げブラジルJr王者。現、国会議員)
藤波辰爾(100m)
オカダカズチカ(100m中学愛知県V)

□野球
ジャイアント馬場
(元巨人。2軍最優秀投手2年連続獲得)
高田伸彦(小学校オール横浜)

□バスケットボール
ジャンボ鶴田(高校インターハイバスト8)
天山広吉、桜庭和志

□バレーボール
長尾浩(元堺ブレイザーズ)

□ラグビー
 阿修羅原(史上初の日本人での世界選抜入り)

…変り種…
山本小鉄(独自トレーニングで)
藤原喜章(市場での肉体労働。町のケンカ。町道場での寝技練習)
大仁田厚
(冒険家? 中学卒業時、長崎~東京まで、徒歩でチャレンジ。
地元紙に載るも、実家が火事にあい、途中帰郷し、断念。元国会議員)
蝶野正洋(元暴走族)

□まとめ….
プロレスの凄いところは、強さと、強靭なる肉体。そして、魂。
技としては、迫力ある攻撃と、何より、それを受けきる「男らしさ」

興行面として、お客様に歓んで頂くため、
「見せる」部分「ゲーム制」もあると思いますが、
それを支える基礎と、裏にある凄み…

興行のあり方としては、それぞれの団体が、
1企業として努力し、野球やサッカーのように機構を設けたり、
相撲のように国にも頼らず、全国隅々まで巡業するところが、
凄い!

テレビ、大会場、地方、ソフト(DVDなど)としても、
世間へ届ける力を持つ。

アバウトなルールの中、対戦相手とも、お客様とも
闘い、魂と肉体とをぶつけあうプロレスは、
マネーを生み、ドリームで溢れあう、素晴らしき競技だ。

会社運営、起業、手法の面でも、
勉強になりそうです。

子供の頃とはまた違った角度から、
プロレスというものを、見つめたいと思います。

~プロレスLOVE 岸哲蔵~