カップラーメン人気ベスト10&消費国と消費地域まとめ 

商売なさっている方がよく言われますが、
「いつ、あたるか解らないから!」
確かに、何かのタイミングでがつく事もあるのかもしれません。

皆さんがよく食べられているカップラーメン。
実は、始めは売れませんでした。

アイデア、統計のもと、1971年9月18日 日清食品が「カップヌードル」
を発売。
が、紙コップにお湯を注ぐという行為がなかなか浸透せず、
雲行きが怪しくなります。

■カップラーメンの認知度があがったのは…

時代はまさにイデオロギー。
60年代から、国内でも闘争が広まり、1972年あさま山荘事件がおきます。
場所は、長野県軽井沢町。

人質をとり、ライフルを放つ数名の集団は脅威で、
人質の生命第一の警察は、とにかく周囲を完全包囲し、
説得するしか手立てがありませんでした。

食事を取りたくても包囲網を乱すわけにはいかず、
吹きすさぶ風に凍えぬよう、あるものを食べる事にしました。

それが、カップラーメンなのです!!
短時間で、手軽に、温かいものを頂く!
まさに、最高の食であります。

テレビでは、この凶悪事件を、完全生中継で映してましたが、
警察官がカップラーメンを食べる映像が全国へ広まり、
カッパラーメン売上げが、一気に加速するのです。

■カップラーメン人気ランキング

1位 赤いきつねうどん (東洋水産)
赤いきつね

2位 緑のたぬき天そば(東洋水産)
3位 スーパーカップ1.5倍味噌(エースコック)
4位 麺職人塩タンメン(日清食品) 5位 麺職人醤油(日清食品)

6位 スーパーカップ1.5倍醤油(エースコック)
7位 麺職人味噌(日清食品) 8位 カップヌードル(日清食品)
9位 カップヌードルシーフードヌードル(日清食品)
10位 一平ちゃん夜店の焼そば(明星)     (参考 amazon売上げ)

■消費国ベスト6

1位 中国 424億食  2位 インドネシア 145億食
3位 日本 55億食 4位 ベトナム 5位 アメリカ 6位 韓国
(参考 世界ラーメン協会)

■消費国ひとりあたり(年間)

1位 韓国 72食(5日に1個) 2位 インドネシア 60食 3位 ベトナム
4位 日本 46食 5位 中国 6位 アメリカ
(参考 世界ラーメン協会)

■日本の消費地域(カップ麺、中華麺、即席麺の合算)

1位 青森県 7.4キロ 
4日に1個。消費国1位の韓国を超える。特に、青森市の消費量はダントツ。
2位 富山県 3位 鳥取県
日本国内の平均 5.4キロ

■面白いカップラーメンの食べ方

カップヌードルシーフードをお湯ではなく、
牛乳を温めたものに、チーズを入れると、洋風で美味しいそうです。

■まとめ

カップラーメンは、もう日本だけの食文化ではありません。
色々なバリエーションや、その国独自の味覚も交わり、
ラーメンを超えた「異種ラーメン」を産む可能性があります。

例えば、新大久保で出会った、韓国の「辛ラーメン」
辛ラーメン
個人的には、こってりブームだからこそ、逆サイドを狙った
「ダイエット カップ麺」
こういったヘルシー食も、面白いかもしれません。

これからも、店頭に並ぶカップラーメンを、時には観察したいです。