まがき文庫

■「まがき文庫」

私は図鑑が大好きだ。それは幼き日に関係している。
私の通った学舎(まなびや)
米沢市立興譲小学校には
一般的な図書室の他に
「まがき文庫」という名の図書センターがあった。

■「我妻榮/さしすせそ教育」

まがき文庫は卒業生であり
民法学の権威であられた我妻榮先生の贈呈本から成る。
(昭和44年5月30日/我妻榮先生御夫妻より)
我妻先生の教育方針は「さしすせそ教育」
さは探す。しは調べる。すは筋道を立てて考える。
せは整理してまとめて確かめる。そはそれを生かす。

■「図鑑」

この文庫には童話、絵本、小説、洋書、辞典等
子供から大人まで楽しめる本が揃っていた。
私がいつも手にとるのは図鑑。
元来活字が苦手な事もあるが、
写真やイラストに寄って図解化され
数値化に寄る論理立てられた内容が、
リアルに世界観を広げてくれた。

■「我妻榮」

1897年4月1日 山形県米沢市出身
米沢中学(米沢興譲館)一高(東京大教養学部)主席
東京帝国大(東京大)法学部卒業
(同期/岸信介元首相)
在学中、高等文官試験合格
30歳にて東京大学教授となり、
法学部長、名誉教授となる。
日本国憲法制定のため、貴族院議員に抜擢され、
農地改革立法に参与。
「我妻民法」と言われる独自の民法体系を作りあげる。
日本学術会議副会長。
1964年文化勲章授与。
年金を母校米沢興譲館へ寄託する。
1973年10月21日死去。