東山紀之引退

■「東山紀之引退」

10代の頃、同性のアイドルが大嫌いだった。
何故、その歌唱力でキャーキャー言われるのか?
ぎこちない踊りの何処に魅力を感じるのか?
仕舞いには、キラッキラした白い歯を見せての
笑顔が気に入らない!
まぁ~、モテない中坊の僻みと言えば
其れまでなんだけど…。

ただし、少年隊のヒガシは別格だった。
超人的なバネを感じるバク転バク宙、
キレッキレのターン、
何よりもストイックな姿勢。
僻みなど一瞬で消えたよ。

…本題に入ろう…
やはり、創業者のセクハラ行為や経営手法は
令和時代では通用しない。
ここからは想像だが、その時代に名を馳せた側は、
自身を護る行動を起こしてしまった者もいるだろう。
しかし、10代半ばで家族の柱として
働かねばならなかった者が、
創業者に楯突く事など出来ただろうか。
現在ヒガシは叩かれている。
だが、罪滅ぼしの意味もあり泥舟に乗ったのでは?
これ以上ヒガシを糾弾していいものか。
乗り換える乗員が多い中、男気を張ったんだ。

…個人的には、一定の問題解決を果たしたら、
引退を撤回し、復帰してほしい。
後期高齢時代は、もう訪れている。
その中、
60歳のキレッキレのターンは、日本に勇気を与えるはずだ。