京王線「仙川駅」(せんがわ と、にごります)
この駅には、懐かしき思い出の「音」があります。
その音とは、駅員さんの「切符を切る音」
確か、90年代後期くらいまで、
切符を一枚一枚丁寧に切ってました。
もう、
この時代だと、殆どが自動改札で、定期券は、
ガブッと、飲み込むタイプでしたが…
で、乗降客がいない時でも、駅員さんが「カッチャンカッチャン」音出していて、
「オレ、この仕事好きなんだよ!!」ってのが、凄く伝わってきて、
聞いてるこっちも、気分良かったなぁ~
その駅員さんの手には、
「切符切りのタコ」が!
自分の母のお父さんは、僕が生まれるとっくの昔に亡くなった方ですが、
国鉄の区間長だったから、血的にも、DNA的にも、
この音が好きなんだと思います。
90年代後期位までの仙川駅の改札出たあたりは、まだ田舎の風景で、
お店といえば、立ち食いそばくらい…
20号(甲州街道)出るには、改札出て右手から商店街行くか、
左手のあぜ道越えて行くかどっちか….
この界隈には、不思議と「質屋」が多くて、
大抵、木造の塀で囲われて、
狭い間口の戸が入口で、その横に小さく「○○質屋」なんて、書かれてたっけ…
でも、この辺りの質屋さんも代替えで、
殆どの方が質屋を閉めて、マンション建てました。
風情があった、例のあぜ道にも道路が切られ、
久しぶりに観る景色は別物だったな~
でも…駅出て、右手にある商店街は、昔のまんま…
で、ここのルパってパンやの、カレーパンが大好きです!
まず、パン生地自体が、もっちりしていて、
カレーは濃くがあり、もちもちの生地に馴染んでいて、
食べ応えばっちり!!
ここのカレーパン食べたら、他のカレーパンは??って
感じになります!!
(いつでも混む甲州街道)
(思い出尽きない、甲州街道から入る、旧甲州)
甲州街道に出ると、プロレスラー永田裕二選手の弟で、
五輪アマレス銀メダル獲得した永田克彦選手の道場が。
ここは、キッズが多く、パパとママ達がカメラ持って
練習する子供達を応援しています。
甲州を、つつじヶ丘方面へ下ると、
巨大でキレイな「キューピーマヨネーズ」の工場が!
ここの中にあるオブジェが凄いし、キッチン教室の広さが
凄いです。
で、面白いのが、この工場は、キューピーのフタと同じ
六角形!!
更に、工場内1フロア付き、3分で移動出来るつくり…
これは、キューピー3分間クッキングからきてます。
因みに、
マヨネーズは、もともと「スペイン」のソース!
創業者が19世紀、アメリカ滞在時に、この味と出会い、
今に至るのです。
町並みは確かに変わりましたが、その町にある真髄は
変わらないものかもしれませんね。
だいたい1時間くらいかな??
仙川駅周辺を歩いたのは?
心の景色と、今の景色の二つの画を重ねた、
哲蔵ぶらり旅でありました。
さぁ~、次は、どの町へ行こうかな??