先日の下北沢ラウンLiveでお話した「水の摂取方法」「選び方」を
「岸哲蔵の魂のブログ」で、じっくり書いてほしいという声を頂き、
本日は、綴りゆきます!
■ウォーターローディング…
これは、スポーツ選手が夏場の練習、試合等で、脱水症状をおこさず、
最高のパフォーマンスを魅せる為、行っている水分摂取方法です。
人は普段、夏場、無意識に食事も含め2リットル程の水分を摂取してますが、
ウォーターローディングでは、
意識的に、「2時間に1度200cc」ほどの水を、
「1日、1500~2000ml」ゆっくり飲みます。
これにより、代謝が良くなり、保水力も上がり、
「ここぞ!!」という勝負どころに、強くなります。
■水の選び方
まず、水には、2種類あります。
「軟水」と「硬水」です。
では、軟水と硬水の違いは何でしょうか?
それは、
「硬度」が違うのです。
硬度とは、ミネラル成分、カルシウム、マグネシウムの成分量。
硬度が301以下が「軟水」
硬度301以上が「硬水」
(カルシウム→ 牛乳、めざし等 マグネシウム→ にがり、アーモンド)
☆軟水
日本の殆どの水は軟水です。(沖縄や、関東一部に硬水有り)
軟水は、口ざわりが柔らかく、円やかで、「お茶」「だし汁」といった
「和食」系や、コーヒー、紅茶などの香りの引き出すのに適してます。
~主な軟水~
六甲のおいしい水(硬度32) いろはす(硬度29~42)
そして、珍しい事に、海外の軟水に
ボルヴィック(硬度60)
(このフランス産のボルヴィック、お茶と出し汁に最も適してます。)
☆硬水
硬水は、栄養素が高く、足のけいれん等トラブル予防に効果がある為、
運動後に適してます。
ただし、日本人には飲みなれて いないため、
胃腸に負担がかかりやすく、
小まめに(80ccほど)数回にわけての飲料をすすめます。
(1日、3リットル以上飲むと、喉のかわきをおこすので注意!)
また、肉の煮込み料理に適し、軟水より、肉が柔らかくなります。
豆を硬めに煮たい時も、相性が良いです。
~主な硬水~
エビアン(硬度304)
ヴィッテル(硬度315)
そして、コントレックスは、硬度が1551の、超硬水!!
栄養成分は、
500mlで牛乳1本分のCa、アーモンド9個分のMgを含み、カロリー0。
ダイエット時の栄養不足に適し、女性に人気があります。
☆岸哲蔵の「水の選び方」は…
運動後、現場時は、スポーツドリンクと共に、「硬水」を飲みます。
スポーツドリンクだけだと、あの甘みが口の中に残る為、
時に、硬水で割ります。
ただし、歌う前は絶対「軟水」です!!
硬水だと、ザラ目があり、
のどの感覚が、しっくりきません。
アップ時、勿論ステージの上でも、
口の中で円やかに転がる、軟水と決めております。
….まだまだ続く猛暑。
人間の身体の69パーセントは水分で出来てます。
水分摂取方法と、意味合いを考え、補給するのも、
時には楽しみに変わるのでは…ないでしょうか。