コンディション作り

LIVEは仕事であり、本当の自分になれる瞬間(とき)….
何より、俺達の「主張の場!」

その主張の為には、「コンディショニング」が一番大切。

自分は、どのような規模のLIVEでも、前座だろうが路上だろうが、
1曲のみの参加イベントであっても、「全力ファイト」が信条!

LIVEでは全て、「喉が潰れる覚悟」で、あがってます。

1118新大久保(12馬込さん)

数日前から禁酒。
普段は軽めのストレッチのみですが、
LIVE前夜は、風呂あがりに、徹底的に柔軟。

★LIVE当日…
睡眠は6時間。
乾燥を防ぐため、枕もとに、熱湯入りのバケツを用意し、
睡眠時は、綿のマスクを濡らしたものを装着、
マフラーを巻き、靴下を履きます。

歌声の一発目に出す、最低6時間前に起床。
普段通り、バケツで足湯しながら、加湿器で、
喉と鼻を湿らせ、ヨガ呼吸と複式呼吸を繰り返します。

軽くウォーキングしながら、身体のはり具合いをチェック。
半身浴で、身体を温めたら、首裏と、背筋を中心にシャワーをあて、
ストレッチと、軽めの柔軟。

かつ舌の練習をし、バナナ2~3本を食べ、濃いめのコーヒーを
呑み、横になり、冷やしたタオルを目に当て、仮眠。

しゃきっとしたら、ガムを噛みながら、
荷物や衣装を確認。
電車に乗り、スタジオへ移動。

★起床6時間後にスタジオ入り。
前日にはった、ギターの弦を確認。
複式呼吸を織り交ぜ、声を立ち上げる。

マイクなしで弾き語りを1時間。
声が安定したら、オケでバンド練習を確認し、
甘い缶コーヒーを飲む。
(糖質が減るため。減ると、思考が弱まる。)

★起床から8時間….会場入り。
バンドメンバーと、全力で、リハーサル約1時間。

…自分は、リハーサルを1本目のLIVEと考えてます。
LIVEの声じゃないと、音響さんが、本番時に迷い、
バンドとの音の混じりが良くない事が!

ただ、テンションは、本番の半分ほど。
全力出しながら、バンドと自分の歌の混じりを、
とにかく確認。

LIVEで、キック技を出す場合は、この後、キックとパンチの練習。
そして、栄養剤の入ったゼリーを2袋ほどチビチビ頂きながら、
ストレッチ。

本番10分前、一気にテンションをあげ、声がピークに出る地点まで、
追い込む。
肉体的には、自由自在にはねるイメージが出来たら最高。
本当にコンディション良い時は、背中から地面に背中から落ちても、
大丈夫な感覚になる。

★アルコール….
よく、アルコールでテンションを上げる方がいます。
が、これでは「ベスト」は出ません。

実は、吞むと、声が出た感覚になるそうですが、
実際は、声帯の開き閉まりが悪くなり、
身体から水分が失われる事から、
声帯も喉の粘膜も「砂漠化」し、ザラザラ乾燥!
よって、潤いのある声を失います。

LIVE前のアルコールは怯えや不安を解消するだけの
「まやかし」

そもそも、仕事前や仕事中にアルコール呑むようなもの!!
それでも、それでも貴方は、お酒を吞みますか!

いくら、元有名人でも、
レベルの高い方でも、
人気ものでも、
そこ、見ちゃうと「一気に醒めますねぇ!」

★河島英五さんは…LIVE当日…
昔、1日だけ、河島さんから学ばせて頂いた事があります。
声の出し方、声のアップ方法、テンションの上げ方、
コンディションの作り方、集中….この日、目にしたもの、教えて頂いた事は、

「自分の教科書!!」とにかく、ステージ上がる寸前まで、楽屋に鍵をかけて、
追い込んでました。まさに、レスラーが「リング」上がる前って雰囲気でした!!


★LIVEとは….
お客様が、この時を楽しみに、時間をさいて、
お越し頂くもの。
こちらは、その思いに応えるため、常に自己新記録樹立を
目指し、挑みます。

LIVEまで、あと4日。
約100時間後には、臨戦態勢ですねぇ。

そう、もう、闘いの時は、始まっている….