長州力「名言」「哲学」

■長州力とは…

プロレスで一時代を築いた名レスラーであり、組織を束ねるブッカー(現場責任者) 馬力溢れるファイトに加え、物事の芯をとらえた言動や独特の言い回しで、名言も残す。 長州力をモノマネするタレントも多く、長州力のみをモノマネしブレークした長州小力などもいる。
長州

■長州力の歴史と名言

1951年12月3日 山口県徳山市(現 周南市)出身。中学柔道山口県優勝。高校レスリング国体優勝。全日本学生レスリング王者。全米レスリング2位。韓国レスリング優勝。「1972年ミュンヘン五輪出場」
全日本選手権100キロ級フリー&グレコ優勝。74年、新日本プロレスデビュー。山口県出身という事で、「長州力」の名に!

五輪出身で期待のホープも、ぱっとしない。82年一念発起し、先輩である藤波辰己(現在 辰爾)に噛み付く。….「おい、藤波。俺は、お前の、かませ犬じゃねぇ!!」 これを機に、「革命戦士」と呼ばれる。

藤波を破り、勢いにのる長州力は「維新軍団」を結成(由来は、長州力が山口県出身の為)師匠であるアントニオ猪木にも噛み付く。
85年、ジャパンプロレスを立ち上げ、新日本プロレス(TV朝日)とは交わる事のなかったライバル全日本プロレス(日本テレビ)に殴りこみをかける。87年、新日本にUターン。

88年念願の猪木超えを果たし、エースとなり、ブッカーにも。ビックイベントを数多く成功させる。
95年犬猿の仲で誹謗中傷を繰り返していた高田延彦率いるUWFインターと電話会談。電話で大喧嘩になり、即座に「東京ドーム」を押さえ、試合決行!!(67000人 超満員札止め 当時の東京ドーム入場記録を打ち立てる)
長州力自身は対戦相手安生洋二と、見せる要素を排除した試合をし、圧勝!試合後の記者会見で…
記者「長州さん。今日はキレましたか??」 長州力「あっ…キレテないよ!!」

98年引退。2000年復帰。03年新団体旗揚げも、翌年活動休止。04年よりフリー。プロレス以外にもバラエティーやCM等出演。現在63歳、現役。

■長州力「名言」

「俺はワンパターンが大嫌い! 皆んなと同じ人を尊敬したり、流行を追いかけたりはしない。そこからは、何も生まれない!! むしろ、逆を行く。プロレス以外でもな。」
… … …
「子供の頃、カブトムシ獲ったでしょ? 近くにカブトムシが沢山獲れる評判の山があって、みんな集まるわけ。 なら、俺は誰も目のつけていない所で、クワガタムシを探してたな」

■長州力「哲学」

「全日本プロレスに上がっている頃、全日のレスラー達は練習が終わると、お客さんが入って来るのに、体育館の中にいるわけ。だと、サインやら写真やらで騒がれる。

でも、俺達は、練習が終わったら、もう控室から一歩たりとも出なかった。集中して、入場曲がかかったら一気にドアを開ける!!
お客さんは、そこで初めて見るから盛り上がる。 その爆発と爆発が相乗効果をおこし、インパクトが生まれる!! どよめきは、どっちが大きい? どちらが印象に残る?」

■長州力「名言」「哲学」のまとめ

岸哲蔵は1980年2月からの、プロレス小僧。この長州力の凄いところは、肉体と技と魂のキレが物凄く伝わり、瞬きすらさせないところ。 そして、今回の岸哲蔵魂のブログを読んで頂ければ解るかと思いますが、「言葉」があるのです。 しかも、薄っぺらじゃない、心底伝わる魂の声が!!

長州力の名言、哲学、この身に注入せねば。そして、あの日の長州力のように、俺も噛み付くぜぇ。