小学生/理想の人(尊敬)

■「A猪木/理想の人(尊敬)」

遠い存在としての憧れは、アントニオ猪木。
特に、不屈の精神力、ストイックな姿勢に
憧れました。
その精神性と同じく、魅せ方、企画力、
発想性抜群の人物。
他ジャンルの格闘家との試合、
弟子として面倒みてきた子分に
下剋上され行う子弟対決、
中でも1番ハラハラしたのは、
悪役レスラーとの3vs1。
猪木は1人なのに、相手は疲れると
入れ替わるのです。
不利な条件を受け入れ、
危うい場面を乗り越え、
逃げずに向き合う、
私の中のスーパーヒーローでした。

■「野球選手/理想の人(尊敬)」

野球少年だったので、
野球選手にも憧れました。
毎晩見るナイターの中でのヒーローは
中畑清(巨人)明るいキャラクターで
ガッツがあり、マイクパフォーマンス
「絶好調」が聞きたく、応援してました。
野球選手の中で、当時の子供人気、
1位だと思います。

甲子園のヒーロー金村義明(報徳学園~近鉄)
は、漫画から飛び出してきた様な存在。
普通、野球は9人でチーム戦略のもと
進める競技。しかし、金村はエースで
4番キャプテンのワンマンプレーヤー。
1人で投げて打って走り、ホームイン。
しかも、堂々とした様で、何事にも動じず、
力でチームを引っ張る様は、
カッコよかったです。

近鉄ファンとして別格的だったのは、
最後の300勝投手、鈴木啓示(近鉄)
ベテランでありながら、雨の日、
中止になっても、カッパを着て走る
その姿勢を尊敬してました。

■「身近な人物/理想の人(尊敬)」

身近な存在で別格だったのは、
小1~3まで興譲小学校校長であった
竹田校長先生。
竹田校長先生は元陸軍士官学校卒。
身長170cm以上、無駄な脂肪もなく、
背筋をピシュっとされた方。
本来は中学の国語の先生という事もあり、
お話も解りやすく為になり、
全校集会が楽しみでした。
今でも覚えている話があります。
「興譲とは、興し譲るという意味です。
造りあげる事も大切であり、
同じく、次の世代に受け継いで
もらう事が大切。それが、我が
興譲の精神であり、我が校の歴史です」 
私が小学校入学した1980年(昭和55)は
興譲小創立100周年。
心から尊敬し、東京に遊びに行く時も、
必ずネームプレートをつけてました。
思えば、この興譲という学校は
上杉家の藩校(1697年) 
藩校からの流れをひく学校では日本最古。
全ての学校で歴史をみても、
日本で3番目の歴史を持ちます。
(1位/身延 2位/世田谷学園) 
竹田校長先生は30代に校長に
なられた方であり、
地元教育関係者別格の存在。
実は、この竹田校長先生の
御親戚の方とは縁があり、
岸哲蔵の後援会長は竹田校長の甥、
LIVEで応援して下さった先生も甥
であります。
私は小5生徒会副会長になりましたが、
全校集会で校長先生に代表挨拶出来るのが
副会長の役目。それだけの為に、
選挙に出ました。
これは完全に竹田校長先生の存在あって。
(私が小5の時は、別の方が校長)
時には、遠き日を振り返り、
足跡や風景を見つめ直す事も大事ですね。