■ルパン三世
原作 モンキーパンチ
■TVシリーズ
1971~72 (1)
1977~80 (2)
1984~85 (3)
他、漫画、TVスペシャル、映画、実写版。
■登場人物
ルパン三世
…神出鬼没の大泥棒。
当時からコンピューターをバリバリこなし、
高い知識と、カードライブはじめ、頭抜けた技術を持つ。
が、
女性に弱く、おっちょこちょい…でも、
「狙った獲物は、必ず奪う!」
…ルパンの幼馴染であり、一番の相棒。
早撃ちの名人で、クールかつダンディ…
何より、義理堅い。
因みに、
早撃ちの時は、ハットのツバで角度を決めて撃つ!
…石川五右衛門を先祖にもつ、剣士。
冷静に何でも、器用に斬りおとすが、
コンニャクだけは斬れない。
プライドが異常に高く、落ち込みやすく、旅に出る癖?が。
峰不二子
…167cm 50kg B99.99 W55.55 H88.88
誰もが惚れる美貌と、ナイスバディを持ち、
己の欲に忠実!よく、仲間であるルパンを裏切る。
正体不明の美女だが、
原作者いわく、北海道出身?だそうだ?
銭形幸一(警部)
…銭形平次の子孫!
しぶとく、一途で、有能な刑事!
そして、人情には相当熱い!
ルパン以上に、おっちょこちょいで、よく、
ルパン達に、に逃げられる。
■ルパンとは…
アニメの内容(面白さ、深み、時代)が素晴らしく、
出演陣のキャラ(スタイル、ビジュアル、個性)が解りやすく、
「音楽」が、素敵だ!
■音楽
…それまでの、子供のみに対象を絞ったアニメと違い、
大野雄二のジャズの世界観を表現。
オープニング(1977~)は、勿論有名であるが、
エンディングでも、素晴らしき曲が使われている。
…ヴァージョンとしては、水木一郎の歌のものもあるが、
自分的には、インストの方が好み。
初めて聴いたのは、幼かったけど、何とも言えない気持ちになった
記憶が…
そう、いいなれば、毎回、最終回を観た後の気分になる!
寂しい中に余韻と、ほのかな希望とが同居する、作品であります。
…夕空が、西の彼方に帰る頃、いつまでも見とれ、
理由もなく懐かしさがこみ上げた僕は、
よく、この曲を
口笛ふいてたっけ….
…コケティシュで小悪魔的な美に、魅せられたかのような
気分にさせてくれるメロディ….そして、声。
そう、このハスキーで甘えたがりな香水のような声こそ、
峰不二子という、このアニメのもう一人の主人公を、
描いてるようであります。
■ルパン方法の、あれこれ…
・日本初の、ステレオ放送。
・日本テレビが力の入れようがわかるのは、このルパンが、
巨人のナイター中継のない、「月曜日放送」だった事でも、
わかる。
・車は、アルファロメロ。
・服装 「赤ジャケ」
・キャラクター設定のため、「天才バカボン」のスタッフを起用。
・製作サイドでは、あの、鈴木清順監督を起用、
他、宮崎駿、高畑勲なども、参加する。
・世界では、フランス、イタリア、アメリカで放送。
が、ナチスを描いた作品のみ、アメリカで放送カット。
・予告編コーナーを設け、
次回放送の告知を。
決め台詞は「また、会おうぜ!!」
なお、ルパンで予告編をはじめたところ、
あらゆるドラマでも、この予告編が始まる!
…TV放送開始から、43年。
僕らに、「大人」や「義理」「希望」という筋道を教えてくれたルパンを、
今日という日から、もう一度、味わいたい….
「男には、自分の世界がある!!」
ルパンの追い求めた「ロマン」を、この胸に説いて….