床屋さんで思うこと…(営業スタイル)

■床屋さんで思うのは…

自分がいつも御世話になっている床屋さんは、祖師谷にあります。
もう5年以上です。
この床屋さんは僕の曲も聴くし、
「後頭部をV字にしては?」と、グットな提案もします。
2011・11後ろ髪のばす
床屋さんに限っては、他は考えられません。

ただ、感じるに、「髪の伸び具合と切りたい時間」
ここがなかなか合わないのも現実。
聞く話、同じ事を考えている方、多いです。
「理髪店はお客様を逃しているケースが多い!!」
って、答えになりますね。

では何故、営業時間も値段も各地域同じか?
殆どが、理髪組合に加入し、そこの規定にのっているからです。
ここ何年かで、この組合加入は自由になりましたが、
習慣か?殆どの店が、その枠にいます。

加入していない有名なお店は、10分1000円カットのお店。
ここは、全国チェーンで、資金的にも強いのでしょう。
要は、後ろ盾がいるか、いないか?という事でしょうか?

でも、時代は常に変わります。だからこそ、
「お客様の理想に沿った方がイイのでは?」
あと、これから独立オープンを目指す方は、同じでは埋もれませんか?

都内には、理髪店が約5500件あると言われております。
確かに都内だけで男性約6000万人。比率だけで言うと、
1店舗につき→1.1万人の枠。

が、美容室や老舗や地域に溶け込んだお店、安いチェーン店も多く、
 場所も、自宅や職場の近くになります。

そこから考えると「お客様のターゲット」を決めるのが大切。
組合加盟店は、「地域に根ざす??」がターゲットかもしれませんが、
新規オープンなので、いきなり髪を託すのも厳しい間柄。

■ターゲット設定「平日」

「サラリーマン出勤前&仕事後を狙う」
…まず、2部制で、お店を開きます。

「平日出勤前プロジェクト」
オープン→午前5時~9時まで(8時30分最終受付)
「仕事後プロジェクト」
オープン→午後6時~12時まで(11時30分最終受付)

…お昼は、開けません。
あくまでターゲットは、サラリーマンです。
料金は、組合加盟店が一般に4000円なので、
気持ち下げて3000円。

「目標」
一人でのオープンと考えて、1時間2.5人カット。
1部で目標10人→3万円 2部で目標15人→4.5万円

「平日オープン日→火曜、水曜、金曜の3日間」
理由は、月曜日は、バタバタしていて、床屋どころではない!
水曜日は、会議が少ない。
金曜日は、土日の事を考え、切る可能性があがる。

■ターゲット設定「土日」

「地域の皆さんと仲良く」

オープン→9時~19時まで(最終受付18時30分)
で、
「休日割引!!」を行います。
平日は3000円ですが、土日は
大人→2500円 高校生以下→1500円
…逆に、ここを目指す方もいるでしょう。
土日目標20人→4万円

■まとめ

確かに机上の論であり、人の動きなど読めません。
が、商売する側が、自分の生活スタイルから入っては
いけないと思うんです。
まず、お客様のご要望を知り、そこへ先回りするところ
から始めるのが、大切か??など、思い書きました。

ライブも同じかも?
ある女性に言われたのは、「休日のお昼、ゆっくり観たいなぁ」

ライブ=夜?? 
….自分も実験のつもりで、このご要望に応えます。