傍目八目/Blog

■「傍目八目/Blog」
傍目八目(おかめはちもく)という諺(ことわざ)ご存知でしょうか。
他人同士行っている囲碁を傍で見ていると、対局者よりも冷静に手が読め
「8目(もく)分、得をする手を思いつく」という意味です。
補足として、この場合の8目とは、8手先ではなく地…即ち、
石で囲んだ自分のものを指しています。
そうですね…人間は自分の事はさておき、他人や周囲の事は、
よ-く見える生き物ですから。
…時々、毒、吐いたりしながら…。
 
私は、4年前「起業」を決意しました。
業種は、まだ伏せますが、技術取得の為、短期のschoolに通い、
現在まで幾つかのお店でrealを身に着けている最中…
とだけ、綴らせて下さい。 
頑固だった30代の頃は、岸哲蔵「BROTHER」というAlbumそのもの。
実体験のみを曲で表現し、Stageでも体力の限り熱唱を貫きました。
勿論これは、Memberや周囲の支えあって出来た事であり、
人生で最高の汗をかき続ける事が出来た幸福な時でした。

さて、なぜ?起業したいのか?
・人生を終えた時、成功した、達成したという証を手に入れたい。
・好きな仕事のもと、生きたい。
・時間を切り売りし対価を得たくない。
・汗水働いた対価を、搾取されたくない。
・バカな奴に、使われたくない。
起業での理想
・好きな事を仕事にする。
・寝る前、明日にワクワクし、起きたら飛び跳ねて仕事へ向かいたい。
・嫌いな奴とは、絶対に仕事しない。
・妻や家族を安心させたい。
・売上を伸ばし、お金から自由になりたい(お金の存在を忘れたい)
・最終的には、毎日好きな事だけ熱狂し続けたい。

「甘くないよ!起業は!数字の世界は!」
仰る通りです。
言論の自由を盾に、言葉をいくら並び立てても、
防御すら敵わない事でしょう。 
 
起業へ向け、先輩方の話や、コンサルの勉強会にも参加し、
ご教授頂く中、購読する本も、小説から自然に経済や啓発本へと
代わりました。ネットでの検索も同じく…。
そんな日々を歩む中、先日、大量に集めた此れ迄の情報を
まとめあげた後、考え方が、一遍しました。 

本やネットや数字のプロの声は、
「ideaなど、検索と検索の足し算でイイ!」
「とにかく早く、形にし、拡散すべき!」
「好きな事だけ圧倒的情熱で遂行しろ!」
等と、俺の魂を刺激し続けましたが、
冷静な自分がハズってきたのです。いやいやFictionだろって。

情報は情報で大事。プロの方式は頼りにする。
がしかし、同時に、俺って誰?ってquestionが支配するんだ!
足し算同士のideaなんて、外注だらけの品物なんて…
そこに愛はあるのかい?
そもそも、信念は真似る物じゃなく、心だ。
想像力と創造性こそ、そいつ…なんだ。
Copyで進めばいい?ワケないじゃん。
自分が自分に嘘はつけない。
冗談じゃないぜって、心の奥の水が溢れて、
枯れ果てるよ。

現状として、残念ながら毎日tight。あちこち行けません。
そこで経験したrealから、自身のideaを瞬時に編み出す
Trainingを始めました。

どういう事かと言うと、床屋へ行った時感じた疑問。
八百屋への問題提起。お店の運営方法(家賃など)
駅前でマンションのチラシを配る不動産屋さんの手法。

自分がもし、そのお店の経営者ならば?
もしくは自分がUserならば?求めているところは?
それを、租借するかように、
歩きながら、休憩中、満員電車つり革にもたれながら、
考えぬきます。
この想像を始めてから、自分の想像の世界では、
既に3店舗経営(笑) 
でも、Detailは結構細かく、時に見解を変えつつ進行中。

一見、現実逃避で根暗な奴と思われるかもしれませんが、
私の心は弾んでます。 
同時に、私の眼を、私の嗅覚を、そして感性を磨く。
realで汗をかきながら。
…理想への道中にて…