浜田麻里 物凄い声量(浜田麻里肺活量7000)

■「浜田麻里物凄い声量」~三宅裕司のヤングパラダイスにて…~

僕がラジオにどっぷりはまったのは、中学2~3年。
テレビとは違い…音だけの世界だからこそ、ストレートに心に響くこともあります。

僕はラジオで、あるシンガーを知りました。
…1988年…ニッポン放送「三宅裕司のヤングパラダイス」(通称ヤンパラ)

…Love me love fire…
稲妻が、この胸を突き抜けた!!
ビートのきいたサウンドと、何よりパンチの利いたボーカル!!
正直、今までテレビで観ていたアイドルとはレベルが違う。

誰だ!!誰だ!!
曲が1番だけで終わり、司会の三宅裕司が曲名と歌手名を告げるが….

「誰?誰?」  「ん?…浜田??浜田…何?」
「三宅裕司の声、聞き取りづらいよ!も~

早く知りたい!
でも、ネットのない時代。調べようもないのです。
テレビ番組は全て録画し、明星のヤンソンも購読。
ヒットチャートだって、20位まで毎週チェックしているのに、
解らない。

…それから数ヵ月。

NHKでは、ソウルオリンピックのテーマソングが決まったと…司会者が告げる。
「それでは、浜田なんとかさん」
 
ん…浜田??浜田って、まさか、あの時のラジオの?
曲が始まる。「上手い!!」そして、サビへ移ると
…Heart And Soul…パァーンと声が出る。
そして、一番驚いたのが、終盤でのシャウトとロングトーン
「間違いねぇ!!あの、浜田だ!!」

確か、テレビは夜の9時過ぎ。
夜10時
僕はいても立ってもいられず、親の目を盗み2Fのベランダから
飛び降り、チャリこいで→レンタルレコード店へ!!
 「早くしないと、店がしまっちゃう」

この時代は、世の中にレンタルレコード店が出てきた頃で、
毎回好きなレコードを買うお金もなく、僕は、この「YOU&I」
というショップに、週最低3日は通い、レコードをかりまくっていた。

馴染みの店員さんの顔を見ると
「あの、浜田麻里、全部貸して下さい!!」
さすがに全部は無理だったが…

回るレコード…うん、やっぱ、完璧!あのラジオの人。
そして、あの日聴いた曲は「Call My Luck」と、判明する。
何より、ジャケット見ると、スゲェ美人さん。まさに、大人の女性…
まだ中坊だった 自分には、多少刺激が強そうだが…
デビュー浜田

■「浜田麻里物凄い声量」~浜田麻里プロフィール~

1962年東京都中野区出身。
小さい頃から物凄く歌が上手く、中学時代に「花王のCMソング」でデビュー!

武蔵丘高校でバンド活動を始める。
青山学院大学に入るも中退し、1985年「メタルシンガー」として、デビュー。

が、あまりにもワイルドで売れず、1988年から、ポップスへ転向
あの声量と高音、シャウト、ロングトーンをポップスに織り交ぜ、
凄みの中にキュートさを演出している。

時代は「バブル」
ファッションは、バブルの象徴のマハラジャ(ディスコ)
のお立ち台のような、ワンレンボディコン
知的な色気を振り撒きながら、 「バブル時代」一世風靡
バブル浜田
そして 1989年「ReturnToMySelf」で、ヒットチャート1位獲得!!
「HeavenKnows」等、ヒット曲連発。
一時期、音楽の世界から離れていたが、2002年活動再開。
現在も、コンサートツアーを行う。

■「浜田麻里物凄い声量」~浜田麻里肺活量7000~

自分は、どちらかというとハードロックやメタルは苦手で、
やはりポップスで一世風靡した時代の浜田麻里が好きだ。
今もYouTubeで聴きまくっているのが
「NOSTALGIA」

ただ声が物凄く出るだけではなく、
声に憂いと、懐かしさと儚さがあるんです。
儚さとは、花の命と似た感覚を自分は持つんですが、
時々、繊細なる彼女の心の傷なんか、感じるんですよね。
そうすると、はまっちゃうんです。

浜田麻里のライブは、2012年夏の「中野サンプラザ」に友達と行きました。
正直、年齢を重ねると体力的なものや、声帯を酷使してきた損傷で、
声のパワーやキーは落ちます!!

が、現在の浜田麻里は、あの一世風靡した人気全盛期と同じキーで、
より厚みの増した真っ直ぐな声で、超ロングトーンまで決めるのです。
(今の方が、ストレートですね)

あの…世の中には怪物がいるんだと、も~圧倒されました。

バックコーラスの妹さんとのハーモニーも物凄くキレイで、
メンバーもずっと同じで、人間性も感じました。
ボディも鍛え上げられ、骨格の大きさにビックリしました。
(つのだひろ、布施明、松崎しげる等も、骨格が大きい)

相当なボイストレーニングと節制と、僕が思うに、
ある程度筋トレと、関節の可動域を広げるトレ??をしているようにも見えました。

ライブは、殆どポップスは歌わず、9割以上メタル系で、
自分の信念を通そうとしているところも、カッコよかったです!!
ライブ終盤では、亡くなられた盟友のドラマー樋口さんに捧げた、
「WISH」という曲が、痛烈に響きました。

世代じゃない人、知らなかった方、よろしければ、今日の岸哲蔵ブログを機会に、
浜田麻里を聴いて下さい。

で、聴いた話…昔、浜田麻里の肺活量→7000だったそうです!!

これは、物凄い数値ですよ。
成人男性平均→3500 成人女性平均→2300ですから。
実は、20代の頃一度計って、確か5800でしたが、上には上が….。

「声の強さ=肺活量」
ここが、鍵なんですねぇ。

で、ここで、自分的な呼吸系統の武勇伝を。
昔、4時間で、気がつけば、タバコ56本吸った….幼稚かつ低脳な記録?が
まぁ、次の日、肺が苦しくて仕方ありませんでしたが(反省)
と、余計なお話はこの辺りまでで…

皆さん、浜田麻里さん、聴いて下さい。
本当に、物凄いですよ!!