■室伏広治身体能力「100m」
昔の友人に陸上選手がいました。
同年代である室伏広治と、一緒に練習した事があり、
「生」で感じた、見てしまった、練習中の話を聞かされたものです。
….実は、室伏広治は、もともとハンマー投げのみではなく、
短距離やハードルなども練習していたそうです。
友人曰く、特に「短距離」が尋常じゃないスピード!
とある合宿では、その時代の100m日本王者とダッシュの練習を繰り返し、
30m走では、全てぶっちぎりで室伏が勝ったそうです。
★室伏広治の100mは → 10.6秒
ウサイン・ボルト(ジャマイカ) 9.58(世界記録)
カール・ルイス(アメリカ) 9.86(4冠王)
伊東浩司(元五輪代表) 10.00(日本記録)
桐生(現在の日本一) 10.01(ユース世界記録)
飯島秀雄(元五輪・元プロ野球) 10.34
ロナウド(ブラジル・サッカー) 10.44
F・ジョイナー(アメリカ) 10.49(女子世界記録)
武井壮(タレント・元十種日本一)10.54
岡野雅行(サッカー・元日本) 10.8
長友佑都(サッカー・日本代表) 10.8
C・ロナウド(ポルトガル・サッカー)10.89
M・オーウェン(イングランド・サッカー)10.9
赤星憲広(元阪神) 10.9
井出らっきょ(たけし軍団) 11.0
江川卓(元巨人) 11.1
福島千里(五輪代表) 11.21(女子日本記録)
オカダ・カズチカ(プロレス) 11.68
タイガーマスク(プロレス) 11.8
ミルコ・クロコップ(キック) 11.8
ボブ・サップ(プロレス) 11.8
…そして、その強靭なバネは世界レベルで….
★室伏広治立ち幅跳び(助走なしで、両足で踏み切り跳ぶ)→ 3m70
世界記録 3m49
…世界記録を非公式ながら、上まっております。
★室伏広治やり投げ(高校時代、2試合のみ参加) →68m
…国体で、突然参加する事になり、一緒に出場していた、
高校トップレベルであった照英(タレント・俳優)に習う。
本番前に、数回「小石」を投げアップし、
本番では、68mを出し、国体2位!
教えた照英は、3位….
競技を大学で続けるか、悩んだそうだ。
★野球の始球式で….スピードガン →131キロ
….野球未経験の室伏。
ヘンな投げ方だが、「自肩の強さ」のみで…..このスピード。
次の五輪後は、ピッチャー??
….室伏広治は、「瞬発力」「バネ」の塊り….
まさに「全身ゴム」
それが、「パワー」に活かされているのだろう。
代わりに、有酸素運動には苦手で、
校内マラソンでも、ほぼビリ….
….室伏の筋肉の凄いところは、筋肉が大きすぎず、
カット割りせず、あくまでナチュラルなところ。
直線的な力だけではなく、
ピアノのような、細やかなタッチまで
こなせるところ。
トレーニングとしては、あまりバーベルなどに頼らず、
漁師の「投げ網」を習得したり、筋力のみというより、
回転や軸を意識した、
ハンマー投げに活きる練習を積む。
(とはいえ、ベンチプレスのMAXは190キロだが…..)
反射、反応、瞬発、器用性、そして、
「読解力」こそ、
室伏広治の長き現役生活を支える土台ではないだろうか。
2014五輪….40過ぎても、やるでしょ、室伏は。
それにしても、スゲー奴だ。
室伏広治の身体能力について、3回連載しました。
皆さんの何か役に立てばな…と、思ってます。
ありがとー!!